墓じまいをしたいと言ったら夫が固まった日のこと
「墓じまいをしたいんだよね」
私がそう言うと、夫は箸を落としそうになった。
「えっ、費用は?お墓がなくなって寂しくないのか?」
(はい出ました、夫の質問ラッシュスイッチ。
しかも今日はフルパワー)
私は深呼吸して、ゆっくり言った。
「寂しいよ。お墓がなくなるのは私だって寂しい。
でもね、お母さんをダイヤモンドにしたら、ずっと一緒にいられるんだよ」
夫は少し黙った。
お墓を建て直すよりずっと安い
「墓じまいってね、30万〜300万円かかるんだよ」
夫は目を丸くした。
「そんなに?」
「でも遺骨ダイヤモンドなら、
一番人気のオレンジ0.1ctで40万円くらい」
夫は計算しながら言った。
「墓じまいより安いな」
「そうなの。
新しいお墓を建てるより、ずっと現実的なんだよ」
お母さんといつも一緒にいられる
「お墓がなくなるのは寂しいよ。でもね」
- 遠くのお墓に行かなくていい
- いつでも手を合わせられる
- 普段使いできるデザインなら毎日身につけられる
夫は静かにうなずいた。
「確かに、あの遠い墓地に行くのは大変だったな」
「でしょ?
ダイヤモンドなら、ずっとそばにいられるんだよ」
ファンシーオレンジに込めた想い
「遺骨ダイヤモンドで一番人気はオレンジなんだよ」
「なんでオレンジなんだ?」
「余計なものを加えず、自然にできる色だから。
お母さんの温かさみたいでしょ?」
夫は少し笑った。
「確かに、あの人は温かい人だったな」
お墓がなくなる寂しさは新しい絆で埋められる
私は夫に向かって、静かに言った。
「お墓がなくなるのは寂しいよ。
でもね、ダイヤモンドという形でお母さんとつながれるなら、
それは新しい絆だと思うんだ」
夫はしばらく黙っていたが、
やがて小さくうなずいた。
「お前がそう思えるなら、俺も賛成したい」
その言葉に、私は胸がじんわり温かくなった。



コメント
コメントを投稿