遺骨をお守りにするよりもっと大切なことに気付ける映画

2024年1月16日火曜日

ダイヤモンド以外の供養

t f B! P L

人間は、どうして死んでしまうのだろう?動物だって、植物だって、なんで死ぬのだろう。死ぬって怖いからこんな質問があるのかもしれない。科学的じゃないけど死ぬのは「この世での役割が終わったから」だと思うようにしています。その他の考えをお持ちの方は、コメント宜しくお願いします。

遺骨をお守りにするよりもっと大切なことに気付ける映画

どうして死ぬのかというというと「この世での役割が終わったから」かもしれません(※個人の感想です)。そんなことにきづける映画を探してみました。

まず、お守りについてお断り


この記事ではダイヤモンドのことには触れませんが、遺骨をお守り代わりにする風習は昔から世界中であります。宝石もお守り代わりになったりします。お守りは、必要ない人には必要ありませんが、必要な人には必要なものです。お守りとしての効果は直接ないのかもしれませんが、しおれた気持ちや行き詰まった生活を支えるために、お守りは昔から大切にされています。

おくりびと

私が初めてみた終活映画はこれでした。納棺師という職業があるなんて、フィクションではないかと思っていました。いまではエンディング産業でも人気の職種です。酒田にも行ってきました。酒田は山形県の港町です。古い町並みに古い宿があって、増築増築を繰り返したようなホテルというよりも旅館、いや、旅籠のようなところでした。薄暗い廊下を何度も曲がって、自分の部屋にたどり着きます。その旅館の土間に、この映画のポスターがまだ、飾ってありました。

お葬式

おくりびとの真逆なのですが、楽しいハプニングの中に、人生をほろりと考えさせるエピソード満載です。なにか、おもしろいというのが第一印象でした。お作法や文化じゃなくて人間そのものを描いているような映画です。伊丹十三監督の作品です。

私のちいさなお葬式

ロシアの小さな村で終活(?)を始めた元教師のおばあちゃんが主人公です。余命宣告を受けたので、自分の葬式の準備に取りかかります。終活といっても、前向きな人間ドラマでした。小さな村の、最後の時間を明るく過ごすおばあちゃん。とんでもないことも起こるのですが、最期(あるいは、この映画の最後かな?)では、いたって平凡な人生だったとして満足できると思います。

夫婦2人の葬儀店、ご遺体に「お疲れさまでした」

これは映画ではないですが紹介させていただきます。感動します!夫婦は最期に傍で、「お疲れさまでした」と言葉を掛け送り出すそうです。お葬式は、なるべく大きな葬儀屋さんで執り行いたくもありますが、小さな地域密着の葬儀屋さんを頼る人もたくさんいらっしゃるようです。

夫婦2人だけの小さな葬儀店。福島県いわき市のひとたち。こころの通った葬儀屋さんの工夫について教えてくれます。誰にも看取られず、引きとる家族などもいない中で亡くなっていく人たち。感慨深いものがあります。

きっと、星のせいじゃない

13歳で発病。どうして、人間は病気になるのだろうか?それは、人生を楽しむためにあるのかも?恋を信じる男の子と信じない女の子の若い生き方がほろ苦いです。建築家を夢みる男の子と秘書として入社してきた女の子。一目惚れから物語がスタートします。運命の恋を夢見る男の子と真実の愛なんて信じない女の子。好きな音楽をきっかけに意気投合する2人ですが、恋愛?と、友情?の間に果てしなく広がるグレーゾーンがその後の人生を予感させてくれます。

最高の人生の見つけ方

心優しい工員さんと傲慢な実業家。全く異なる人生を歩んできたのですが、病院で同室となってふたりの旅が始まります。共にガンでふたりとも余命半年と宣言されます。病室で、死ぬまでにやりたいことリスト(棺桶リストと、映画の中では呼ばれていました)の話を本当に実現しようといいだします。棺おけに入る前にやっておきたいことを記したリストを持って、冒険にでかけます。生涯最後の冒険旅行は、すぐ近くにあったことに気付かされました。

最高の人生の見つけ方

上と同じタイトルの映画です。こちらは、大真面目な主婦と大金持ちの女社長。価値観が絶対的に違う、出会うはずのない二人が病院で出会います。余命宣告を受けた二人という設定は上の映画と同じです。同じ病院に入院する12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」をみたふたりは、このリストすべてを実行することにします。今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた二人の姿が泣けてきます。

50/50 フィフティ・フィフティ

27歳で癌、そして生存率50%の余命宣告を受けた実体験をもとにした映画です。人生をあきらめるには早すぎます。ハチャメチャな人間模様や、まじめな病気の意義をユーモラスに描いていきます。主人公は酒もたばこもやらないのに癌になってしまいショックを受けます。しかも余命宣告まで受けるとさすがにめげると思います。生活は一変して、仕事の同僚はよそよそしくなり、恋人は看病の重圧に押しつぶされそうになります。そんななか、ひとりの親友が、手探りのセラピストを通して、「ガン」を笑い飛ばしてはげまそうとします。病気ってなんだろうと考えさせられる映画でした(もちろん、答えは出ないのですが)。

マイ・ベスト・フレンド

どこにでもいる普通の少女ふたりの友情映画です。普通の中に人生を見ることができるかもしれません。親友は楽しさも悲しさも分かち合えるものです。大人になるまでずっと一緒だった親友同士が、1人は乳がんの告知、もう1人は新しい命を授かります。どうしても、ここで別れなくてはならない。大切な人と残された時間をどう一緒に過ごすかが、今後の人生を強く生きることにつながってほしいと思いました。

きみに読む物語

こんな感想が載っていました。「これ以上の愛の物語を知らない。愛は変わるものだと言う人もいるけれど、僕は愛は永遠のものだと思う。変わらぬ愛を誓える人こそ美しいのです。」「ノアのほうが少し愛が強いのかなと思いきや、この物語を書いたのはアリー自身で、その物語を本人に読み聞かせてるノアっていう構図がこの上なく好き(?)」「老人痴呆症と字幕がつくあたりから、この映画の歴史を感じる。どれだけ時が経っても、名作ですね」

博士と彼女のセオリー

余命宣告からも希望を持ち難病と闘い続けた天才学者(ホーキング博士)と、支え続けた女性の物語です。美しい映画です。宇宙を読み解いた博士だからこその映画です。

潜水服は蝶の夢を見る

実話でした。雑誌編集長の主人公を脳梗塞が襲います。昏睡状態から目覚めたあと、閉じ込め症候群(全身が麻痺した意識障害)になってしまいます。片目のまばたきによって意思疎通をなんとか行なうことができ、それに気づいてもらえるようになります。その後、1冊の本を書き上げて、出版から2日後に著者は感染症で亡くなっているそうです。

アリスのままで

「癌なら良かった」という台詞がありました。大学の教授という主人公は、学者として学生からも家族からも愛されていました。幸せな結婚と家族。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けたところ若年性アルツハイマー病だと宣告されます。

アルツハイマーは治療法もなく原因もわからない病気でした。避けられない「物忘れ」という運命にあらがっていく姿が痛々しいです。最期は、すべての記憶を失うという若年性アルツハイマー病です。もう少しだけ、アリスのままで居たいという気持ちがタイトルになっています。

まとめ|遺骨をお守りにするよりもっと大切なことに気付ける映画

映画はフィクションも多いですが、人生の道標になる出来事をたくさん体験できるのがいいところです。お守りは生きている人のためにあります。死んだ人のためではありません。そして、死んだら遺骨が残るだけ。この考え方は間違っていると思います。想い出がたくさん心に残るような人生を歩みたいと思います。

このブログを検索

Translate

翻訳ができます Tôi có thể dịch ⇑

Blog này có thể được dịch. Bấm vào banner và chọn ngôn ngữ bạn muốn dịch từ tiếng Nhật.このブログはTranslateができます。バナーをクリックして、日本語から翻訳する言語を選んでください。

注目の投稿

ペット火葬を戸田市役所でお願いできるか|戸田火葬場

戸田火葬場は埼玉県戸田市の住民が火葬を行うときの最寄りの火葬場です。荒川を渡った東京都側にあって、そこはその昔、戸田の一部だったのです。ここでペットの火葬も執り行われています。 このような疑問にお答えします! ✓ 移動火葬車ではなく、お手軽な料金でペットの火葬ができないだろうか?...

QooQ