遺骨ダイヤモンドの欠点は失くすかもしれないこと
「なあ、もしその遺骨ダイヤモンド、なくしたらどうするんだ?」
夕飯の味噌汁をすすりながら、夫が急にそんなことを言い出した。
私はレンゲを持ったまま固まった。
いや、味噌汁にレンゲは使わない。動揺している証拠だ。
「なくしたらって、そんな縁起でもないこと言わないでよ」
「いや、心配してるんだよ。大事なものだろ?」
夫の言葉は正しい。正しいけれど、ちょっと胸がチクッとした。
だって私は、お母さんと一緒にいたいだけなのに。
遺骨ダイヤモンドといっしょに外出する理由
遺骨ダイヤモンドの魅力は、どこへでも連れていけることだ。
・親戚の結婚式
「お母さんにも見せてあげたいな」
そう思ったら、迷わず胸元にキラリ。
・子どもの卒業式
「お義母さんにも見せてあげたいから」と夫が言うので、
夫と私とお母さんのダイヤモンド、三人(?)で出席。
・一人旅
寂しくなったら心の中でつぶやく。
「二人で来てるからね」
すると不思議と心が軽くなる。
遺骨ダイヤモンドはアクセサリーじゃない。
新しい思い出を一緒に作る相棒なのだ。
遺骨ダイヤモンドをなくしたらどうする問題
確かに、なくすのは怖い。
でも私はこう思う。
もしなくしてしまったら、それは
お母さんとたくさん出かけた証
なのかもしれない。
もしかするとお母さんは、
「もう大丈夫よ。あなたは一人でも歩けるわ」
とそっと離れていったのかもしれない。
そう考えると、少しだけ涙が優しくなる。
遺骨ダイヤモンドを失くしたときの現実的な対処法
なくしたら、まずは落ち着いて深呼吸。
- 立ち寄った場所を思い出す
- 警察に届ける
- 依頼した窓口に相談する(ラボに炭素が残っている場合がある)
夫よ、私はちゃんと対策も考えているのだ。
遺骨ダイヤモンドの欠点は失くすかもしれないこと
お母さんを失うのが怖かった。
でも遺骨ダイヤモンドがあれば、
その怖さを少しだけ抱きしめながら前に進める。
夫が心配してくれる気持ちも分かる。
でも私は、
一緒に生きていくという形を選びたい。



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