遺骨ダイヤモンドのいいところ、わるいところ
メモリアルダイヤモンドのいいところは「いつでも、どこへでも、いっしょに行ける」ことです。悪いところは「失くすかもしれない」です。「持ち歩かないようにする」か「失くしてもしかたないと割り切る」か。自宅に置いてときどき身に着けてみるのもいいですし、卒業式や親戚の結婚式にいっしょに参列するのもオススメです。
遺骨ダイヤモンドのいいところ、わるいところ
遺骨ダイヤモンドのいいところは「いつでも、どこへでも、いっしょに行ける」。悪いところは「失くすかもしれない」です。
いつでも、どこへでも、いっしょに行ける
遺骨ダイヤモンドもアクセサリーのひとつです。結婚指輪をしていける場所でしたらどこにでもご一緒できます。
- 家族や親戚の結婚式
- 子どもの卒業式や入学式
- 知り合いのお葬式
- 旅行、国内旅行や海外旅行
このような場面が考えられます。
家族や親戚の結婚式
私も今週末に結婚式にお呼ばれしています。私は男性なので指輪やイヤリングをしていませんが、女性のかたならアクセサリーに関心が高いのではないでしょうか。ところがある程度の年令を重ねると、アクセサリーを身に着けなくなる人が多くなります。友だちの結婚式に呼ばれることがなくなる頃です。
しばらくすると、親戚の子どもや、自分たちの子どもが結婚式を迎えるようになります。そのころになると「つけていけるアクセサリーがない」という悩みが出てきます。
- 派手すぎる
- 目立ちすぎる
- 大きすぎる
子どもの卒業式や入学式
子どもの卒業式だけでも3回か4回はあります(その他に入学式や参観日なども)。
- 幼稚園や保育所
- 小学校
- 中学校
- 高校
- 大学
知り合いのお葬式
お葬式の場合は注意が必要です。お葬式のときは、イヤリングを着けていかないほうがいいとされています。同じアクセサリーでもダイヤモンドの指輪だけは葬儀で着けていても失礼になりません。ただ、控えめにめだたないように、配慮が必要です。指輪の場合はダイヤモンドを内側にして身につけられる方もいらっしゃいます。
そして、「あのひとにも来てもらったわ」といいながらダイヤモンドを見せてあげるといいでしょう。
旅行、国内旅行や海外旅行
旅行にもダイヤモンドをつけていきましょう。ふたりで旅するとなにかと、
- 不便
行きたいところへもいけない - めんどくさい
相手をするのは疲れる - お金がかかる
1人分余分に料金がかかる
失くすかもしれない
いつでもどこへでも持ち歩けるダイヤモンドですが、失くすかもしれないという心配があります。遺骨からつくったダイヤモンドなのでなおさら、失くしたら大変という思いも強いです。失くならないように注意してください、とお願いするわけにもいきません。失くなるときには失くなるものです。自宅から持ち出さないでくださいとも言えません。自宅の外で一緒にいていただくためのダイヤモンドですので。
遺骨ダイヤモンドを本当に失くしてしまった!
持ち歩いているときに、もしも失くしてしまったら、まず通常の落とし物と同じようによく探してみましょう。
- 立ち寄った場所にいってみる
- 話をした人にも聞いてみる
- やっていたことを思い出す
みつからなければ、なるべく早めに警察に届けましょう。「警察に届けてもどうせでてこない」と、あきらめないように。警察に届けてもなく、出てもこないとき、後悔することになります。それでも、見つからなかったら、お申し込みされた窓口にも相談してみてください。ひょっとしたら、ダイヤモンドの窓口から何かの提案があるかもしれません。
※別記事で、窓口からの提案については書きます
ダイヤモンドのいいところは、遺失物を拾った人も保証書(ダイヤモンドの証明書)が一緒にないと、ダイヤモンド本来の値段で売ることができない点です(安くなります:拾って転売するよりも、届け出て謝礼をもらうほうがオトク)。きっと出てきます。
失くしてもしかたないと割り切る(どなたか、みつけてくれてないかなぁ)
気持ちが切り替えられるかわかりませんが、失くなったダイヤモンドのことが忘れられないようでしたら、「亡くなったあの人が、もう行かせてくれといっているのかも」と、想像してみてください。あなたに「ダイヤモンドがなくてももう大丈夫でしょう?」と語りかけているのかもしれません。英語では「Let it go」といいます。
遺骨ダイヤモンドの窓口は?
ダイヤモンドの窓口は、日本国内に6社以上あります。私の場合は、1社だけ懇意にさせていただいている窓口があるので、おすすめは?と問われたらそこを答えることにしています。
ダイヤモンドのことでわからないことや疑問質問がありましたら、それぞれの窓口へ電話やメールで問い合わせするといいです。日本語が通じない窓口もあるので注意してください。高いお金を払って申し込みますので、なるべく親身になってもらえる窓口を見つけましょう。そのためには、たとえば「資料を送ってください」と最初に簡単なお願いしてみるといいです。対応が悪いようなら、以降連絡はやめにすればいいだけです。
まとめ|遺骨ダイヤモンドのいいところ、わるいところ
遺骨ダイヤモンドのいいところは「いつでも、どこへでも、いっしょに行ける」。悪いところは「失くすかもしれない」です。失くした時の探し方を説明しました。失くしてしまうのはしかたないことです。ダイヤモンドは気持ちを明るくしてくれる存在です。ときどき身に着けてみるのもいいですし、卒業式や親戚の結婚式にいっしょに参列するのもオススメです。