個人用にダイヤモンドを御徒町で安く買う（仕入れではない）

みなさんはダイヤモンドを購入するときにどこに行かれるでしょうか？私は銀座に連れて行かれました。今だったら、そんな間抜けなことはしません。山の手線に乗って御徒町へ向かいます。このような疑問にお答えします。

✓ダイヤモンド問屋が多い御徒町で個人が買い物できるだろうか？
 ✓お値段はいかほどか？
✓御徒町ではどのようなお店に入るべきか？入ってはいけないお店は？
✓御徒町に行くべき理由

個人用へダイヤモンドを御徒町で安く買う（仕入れではない）

御徒町駅。昭和通りを挟んで駅から東側は貴金属、宝石問屋街となっています（ジュエリータウンおかちまち）。ダイヤモンドとジュエリー（リングやペンダント・ネックレスのこと）を別々のお店で購入することもできます。すごくめんどくさいかもしれませんが、お買い得価格に巡り会えると思います。

ダイヤモンド問屋が多い御徒町で個人が買い物できるだろうか？

御徒町駅周辺

御徒町へは山手線で行きます（京浜東北線も走っていますが時間帯によっては通過するので注意してください）。秋葉原駅から歩いていくこともできます。上野駅からも歩けます（どちらも徒歩20分以内）。上野アメ横が有名ですが、上野からアメ横を歩いていくと御徒町までいけます。秋葉原は電気街が有名ですが（いまは電気街ではなくてオタクの街になっているのかも？）、秋葉原の電気街をどこまでも進んでいくと、やはり御徒町までたどり着きます。

品揃えは？

特化型の品揃えだと思いました。たとえば、ジュエリー専門店でも、

• リングだけのお店
• ペンダントだけのお店
• ネックレスの鎖だけのお店

のような、もう一段の細分化がされています。宝石商だと、

• ダイヤモンドだけのお店
• ダイヤモンド以外のお店

のような分け方があるのかもしれません。こういうのが問屋なんだろうな、と思いました。

肝心のダイヤモンドは？

ダイヤモンドのお店ですが、すごく入りにくい雰囲気があります。盗難やセキュリティ上の理由からだと思います。入店してもすべてのダイヤモンドを手にとって見ることはできません。

個人客のわたしの場合、どちらかというとカタログ販売に近いやり方ですが「0.3ctのダイヤモンドを探しています」とお願いしてみました。

お店同士の連携

ダイヤモンドだけ購入してもリングやペンダントトップにつけてもらわなくては、アクセサリーとして機能しません。ペンダントトップへ着けることができても、ネックレスの鎖がないとぶら下げることができません。

お店を3件回ってそれぞれを購入するのが一番オトクなのですが、そんな手間隙をかけられない場合は、仲良くなったお店の方に、「あとはお願いします」とおまかせしたほうがすんなり行くかもしれません。

• ダイヤモンドやさんにすべてをおまかせする
• ジュエリーショップにすべてをお願いする
• その他何でも屋さん的なショップでダイヤモンドやジュエリーをお願いする

どれにするべきか。私の個人的な感想ですが、ジュエリーショップでダイヤモンドをお願いするとすんなり行くような気がしています。例えばこのようなやり方です。

ジュエリーショップにお願いする

「このジュエリーが気に入りました、つきましては0.3ctくらいのダイヤモンドを入れていただけませんか？」

そうすると「予算はどのくらいですか？」と聞かれるので伝えます。そのようなお願いの仕方ですね。

ジュエリーショップでダイヤモンドまで面倒を見るつもりがない、といわれるかもしれません。そのときは、ダイヤモンドを購入して、ジュエリーショップに持ち込んでください。

お値段はいかほどか？

ジュエリーショップには店頭に値段を表示していない「ほんとうに問屋らしい」店舗があります。そういうお店ではまず、こちらの希望をいわなくてはなりません。

「このリングの値段はいくらですか？」

そうすると、電卓をはじいた営業パーソンが「税込みで〇〇円ですね」と、伝えてくれます。

ざっと、ブランドショップで購入するジュエリーの3割だったりします。ところで、値段を聞く前に、もう少し詳しくジュエリーの指定をしなくてはなりません。

• 取り付ける石の大きさ
  宝石の大きさによっては、同じデザインでも取り付けることができない場合があります
  
• ジュエリーの素材
  ゴールド・プラチナ・シルバーとその純度を指定します
• ジュエリーの色
  ホワイトゴールドやピンクゴールドなど、さらに細かく指定する必要があります

先程、営業パーソンがはじいていた電卓は、地金の重さＸ地金の単価Ｘジュエリーデザイン別の係数を計算していたわけです。

※伝えられた金額が税込みか税抜き価格か注意深く聞いておきましょう。消費税10％の価格差は意外と大きいので、ジュエリーやダイヤモンドを選ぶときには、ミスチョイスする原因にもなりかねません。

御徒町ではどのようなお店に入るべきか？入ってはいけないお店は？

お店の店頭に「個人客お断り」などの表示がある場合はあきらめましょう。ダイヤモンドのお店では常連客向けのオークションを定期的に開いているだけということもあります。えてして、ダイヤモンドのお店は閉鎖的な場合が多いです。

それにくらべてジュエリーのお店では、

• ジュエリーの一般的な選定方法を教えてもらえる
  石留めの形状やジュエリー素材の価格差など
• ジュエリーの付属品情報を教えてもらえる
  ネックレスの鎖の形状や特徴など
• 宝石を手配してもらえるかも
  故意にしている宝石商がある場合

こともあります。

一見の客でしかない場合は、そこまで情報を出していただけないかもしれませんので、何度か通うといいです。

変な結論ですが、入るべきお店は、何度も通えるお店です（だから、それはどこになるわけ？といわれそう……）。

逆に、お店に嫌われないお客さんになれれば、いいのかもしれないので、嫌われないお客さんについて書いてみます。

嫌われるお客様とは

このようなお客様にならないよう注意しましょう。

• 冷やかしだけで買わない
  「いらっしゃいませ」といわれたら、せめて名乗ってもいいのではないかと思います。名乗っておけば購入しなくても「またきてくれるだろう」と店員さんは納得してくれるでしょうし。
• 買わないのに値切る
  「いくらですか？」と、買う気もないのに値段を聞いてくる、どこまで値段が下がるか値切る客。このあと、他の店に行って安い方で買うかもしれない素振りをみせると、お店では限界価格を提示してくれるはずもありません。
• 話しかけてこない
  店員さんが「いらっしゃいませ」と、話しかけても「みているだけだから」と相手にしない客。世間話でもなにかお話をして心を通わせないと、お店にとっては一見の客でしかありません。

自戒の念も込めて。

御徒町へ行くべき理由

目を肥やす意味でも、専門店が多い御徒町界隈は徘徊して見るといいです。ジュエリーショップやダイヤモンドの専門店についてメインで書いてきましたが、他にも、

• 化粧箱だけを扱っているお店
  will you marry me のセリフと同時にパカッとあけるあのジュエリーボックスのことです
• 鎖だけを扱っているお店
  鎖の種類や特徴、修理方法を教えてもらえます
• アクセサリーディスプレイを売っているお店
  ネックレスを掛けておけるディスプレイやリングを選ぶときのトレイや手袋など

専門店ならでの情報が得られます。ぜひ、御徒町を散策してみてください。お店の人と仲良くなる唯一の方法は、

何か買う

ことです。

まとめ｜個人用にダイヤモンドを御徒町で安く買う（仕入れではない）

御徒町駅の昭和通りを挟んで駅から東側に貴金属・宝石問屋街がありジュエリータウンおかちまちと呼ばれています。ダイヤモンドとジュエリー（リングやペンダント・ネックレスのこと）を別々のお店で購入することができます。何度も足繁く通うことで、お買い得価格に巡り会える場合があります。そのためには名刺代わりになにか購入するところから始めるといいです。