遺骨ダイヤモンドを2個以上作りたいとき割引はあるのか
遺骨ダイヤモンドを複数作りたいという要望にも対応可能です。ラボでは同時に複数個作ることができます。
遺骨ダイヤモンドを2個以上作りたいとき割引はあるか
ダイヤモンド各社によって違うと思われますが、割引がある場合があります。私の懇意にしている窓口では「同色のダイヤモンドを3個以上」お願いする場合は割引プランが適応されます。詳しくは、各社の窓口・担当者にお問い合わせください。
遺骨ダイヤモンドを2個以上作るときの問題点
実はダイヤモンドを2個以上作るときの問題点があります。
- 大きさの違うダイヤモンドが出来上がってしまう
同じ大きさのダイヤモンドができないので、兄弟姉妹で分けるときに喧嘩になるかもしれません。 - 遺骨の量が足りないことがある
1個あたりの量は各社で決まっていますので、その量は窓口でご確認ください。炭素を抽出してみて、ダイヤモンドの大きさや個数の限界がわかります。 - 割引はそんなに大きくはない
ラボで炭素抽出は1度でできますが、ダイヤモンドへの生成はそれぞれ別の装置で行います。そのため、割引してもらえる料金はそんなに大きくはありません。
オトクなミニダイヤモンドペアとは?
会社によっては、ダイヤモンドには、オトクな「ミニダイヤモンドペア(2個)」というのがあります。カタログの情報では、ファンシーオレンジ限定「ミニダイヤモンド(2個)のセット」と表記があります(※特定の1社です)。
- ミニダイヤモンドペア264,000円(税込)
- 重量範囲:0.015~0.04ct
この重量範囲の0.015~0.04ctですが、直径になおすとおおよそ
- 0.015ct は、おおよそ1.5mm
- 0.040ct は、おおよそ2.2mm
となります。また、ミニダイヤモンド用のジュエリーですが、
- リングは、 E001~E004
- ペンダントは、F001~F005
になります。ミニダイヤモンドペアにジュエリーのリングE001(18kゴールド@¥69,300税込)を2個用意した場合、合計で¥378,600(税込)になります。
ダイヤモンドの大きさは大きくありませんが、リングやペンダントにすることもできます。アクセサリーとしては日常使いにちょうどいいデザインになっています。
ダイヤモンドを2個以上つくるときの注意
上記の通りダイヤモンドを複数個作るときに起こる問題もあります。ダイヤモンドを2個以上つくるとき、このような点に注意してください。
- 遺骨の量が足りるかどうか
窓口に確認する - 出来あがりまでの時間が長くなるかどうか
窓口に確認する - リングやペンダントのデザインをどれにするか
家族と話し合う
ダイヤモンドを申し込みする前に、かならず家族とよくはなしあってください。たとえば、お墓を用意せず、ダイヤモンドで手元供養とする場合はとくに、ご家族の意見をまとめることがたいせつです。
遺骨ダイヤモンドの申し込み
ダイヤモンドの窓口は、日本国内に6社以上あります。どの窓口を選ぶかは、それら窓口にどれだけ魅力を感じられるか、なので私から押し付けたりはしません。私の場合は、1社だけ懇意にさせていただいている窓口があるので、おすすめは?と問われたらそこを答えることにしています。
実際に遺骨ダイヤモンドを申し込んだ例
兄妹で母親の遺骨をダイヤモンドにしたいとお願いがありました。火葬に出される前に連絡があり、すぐに窓口からカタログを送ってもらいました。
その後、火葬が終わった後、正式に申し込みされました。正式な申し込みのときに、窓口から申込書(ダイヤモンドに問題が起こったときはどのようなことになるかを記した契約書)が届きます。それでもよかったらサインして申し込みします。
ダイヤモンドの大きさや色を決めて、ダイヤモンドをどの金属ジュエリーに載せるかデザインを選びます。その値段も窓口から教えていただきます。
申込書と一緒に遺骨を専用バックで郵送して、そのあとはじっくり待つこと4ヶ月でした。窓口から「〇〇カラットと〇〇カラットのダイヤモンドができあがったのですが(ダイヤモンドに大小ができてしまった)、リングに着けるのはどちらになさいますか?ペンダントはその残りの方でいいですか?」と質問がありました。
お兄さんが申し込まれていたので妹さんのリングに大きなダイヤモンドが着くことになりました(やさしいお兄さん)。
遺骨ダイヤモンドについての質問があるとき
ダイヤモンドのことでわからないことや疑問質問があると思います。そのときは、電話やメールで問い合わせしましょう。簡単な質問や依頼でも構いません。そういった質問や疑問を投げかけることで、窓口の人がより親身になってくれるものです。
残念なことに日本語が通じない窓口もあるので注意しましょう。ダイヤモンドは高いお金を払って申し込みます。なるべく親身になってもらえる窓口を事前に見つけておきましょう。
そのためにもたとえば「資料を送ってください」と最初に簡単なお願いしてみるといいです。対応が悪いようなら、それ以降、連絡をとらなければいいだけです。注文した後だと後悔することになるのでなるべく注文する前にそういった窓口を見つけておきます。
まとめ:遺骨ダイヤモンドを2個以上作りたいとき割引はあるのか
ラボで、同時に複数個作ることができます。ダイヤモンドを複数作りたいという要望はよくあります。ご兄弟や親戚の分も合わせてつくりたいという方も少なくないです。私が懇意にしているダイヤモンドの窓口でも対応が可能で、オトクなミニダイヤモンドペアもありました。これからのご供養をどうしていくのか、ご家族でよく話し合ってみることがたいせつです。法律的には問題ないのですが誤解は多いようです。