手元供養が首都圏で増加、残りの遺骨はどうする?お墓を建てない最後の切り札

2024年1月17日水曜日

ダイヤモンド以外の供養

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手元供養が人気になっています。それがよく分かるのは、仏壇仏具店を訪問したときです。上野浅草に仏壇仏具のお店がずらりと並んでいる場所、仏壇通りがあります。仏壇仏具店は、お仏壇やロウソク・お線香を購入できるところです。霊園や墓石の相談のほか手元供養や海洋散骨、樹木葬、遺骨ジュエリー、家具調祭壇なども展示してあります。

手元供養が首都圏で増加、残りの遺骨はどうする?お墓を建てない最後の切り札

首都圏でも手元供養が増加しています。手元供養で問題なのは残った遺骨です。それを解決できるのもやはり手元供養の遺骨ダイヤモンドです。

手元供養が増加している理由


手元供養が増加している理由は、

  • お墓を建てたくないから
    (建てたくない場合や建てられない、維持できないなど色々なケースがあります)
  • 身近に遺骨をおいておきたいから
    (さみしいから身近に置いておきたいと思った家族が手元供養にされる場合)
  • お墓に入りたくないから
    (身近に置いてほしいと故人に頼まれたケース)

手元供養の方法

手元供養ではミニ祭壇に置けるように、ミニ骨壷を用意された方もいらっしゃると思います。祭壇ではなく、セラミックプレートにしたり、遺骨ジュエリーにされたかたもいらっしゃるかもしれません。どのような方法があるか、一度、仏壇仏具店に行って相談されるといいです。

仏壇仏具店で手元供養を相談してみる

「生前に仏壇仏具店へ行くのはちょっと……」と思われるかもしれませんが、お線香やろうそくを買いに行ったときに、「手元供養のことを教えてください」と相談すればいいです。

仏具も最近ではインターネット経由で購入できるようになってきました。それでも実物を見て買いたいという希望から、実店舗で購入される場合も多いです。100年続いている仏具店もあり、地域に根差したサービスを展開されています。首都圏では上野浅草仏壇通りが有名です。その仏壇仏具店で紹介してもらえるサービスはこのようなものがあります。

  • 霊園・納骨堂
  • 海洋散骨・樹木葬
  • 手元供養・メモリアルジュエリー
  • 遺骨ダイヤモンド

霊園・納骨堂

こちらは、手元供養ではありませんが、石材店が経営する霊園や納骨堂をグループの仏壇仏具店で紹介してもらえる場合があります。霊園のうち石材店が運営しているところは、比較的安価で霊園の手入れがしっかりされているようです。樹木葬のスペースがある霊園も増えています。

海洋散骨

こちらも手元供養ではありませんが、海洋散骨紹介をしてもらえる仏具店も増えてきました。

海洋散骨は粉末状にした遺骨を海にまくお別れ(葬送)の方法です。遺骨をどこにも納めないため墓標はありません。生前からご本人が海洋散骨を希望されて散骨される場合が多いです。海洋散骨にはご遺族が乗船して散骨するプランと、代わりに散骨してもらうプランがあります。どちらも船上からの散骨です。

樹木葬

樹木葬は墓石の代わりに樹木を墓標とするお墓です。桜や紅葉、ハナミズキなどの周りに遺骨が埋葬されます。樹木はなく芝生のシンプルな霊園の場合もあります。墓石がないので維持負担が少ないです。樹木葬も手元供養ではないです。

手元供養

手元供養と呼ばれるものは次のようなものになります。仏壇仏具店の店頭で紹介されているのは「遺骨アクセサリー」「ミニ骨壷」「ミニ祭壇」が多いです。

メモリアルアクセサリー

手元供養とはご自宅に遺骨を保管することです。小さな骨壺に納めたりガラスやセラミックに封入したものもあります。来客の場合でも違和感のないデザインになっています。

遺骨ペンダント ソウルジュエリー は、大切な人への想いを込めて 身につけられる[インナーポケット機能]付きアクセサリーです。大切なものや想い出の品を納めて身につけられるジュエリーです。

遺骨真珠

遺骨をアコヤ貝に含ませて2年掛かりで真珠に育てる方法です。外見は真珠ですが、真珠の核には小さな遺骨を用いています。

ご遺骨を含んだセラミック核を形成し 養殖真珠の工程と同じく挿核手術(核入れ) 養生・沖出し・監理・浜揚げを経て セラミック核に真珠層を生成した養殖真珠です。 真珠のふるさと伊勢志摩の英虞湾よりアコヤ真珠をお届けします。いのりの真珠

遺骨ダイヤモンド

遺骨ダイヤモンドは、遺骨から炭素を抽出して高温高圧法でダイヤモンド結晶を作るサービスです(合成ダイヤモンドになります)。合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと見わけがつきません。儀式や祭典、公の席にも一緒に出掛けることができます。

手元供養の問題点

ほとんどの手元供養は、遺骨の一部しか使わないので、残った遺骨をお墓に埋葬しなくてはなりません。お墓にどうしても埋葬したくない場合は、上記のように、海洋散骨や樹木葬があります。

※樹木葬と納骨堂は一定期間が経過した後、さらに合祀墓に埋葬される場合があります。

ミニ骨壷で自宅に置いて遺骨を安置する場合も最終的には遺骨をお墓に埋葬しなくてはならないことになっています。

遺骨ダイヤモンドのいいところ

遺骨ダイヤモンドのいいところは、遺骨をすべてダイヤモンドの材料にできる点です。ダイヤモンドの窓口に遺骨を送ると、余ったからといって遺骨が返ってくることはありません。すべての遺骨から炭素を抽出して、その炭素を使ってダイヤモンドを作り出しています。

炭素以外の成分はどうなるのでしょうか?ダイヤモンドのラボによると「すべてダイヤモンドの素材として活用させていただいております」とのことでした。

火葬埋葬許可書が不要

火葬場で「火葬・埋葬許可書」を遺骨と一緒に受け取っているとおもいます。遺骨をダイヤモンドにするとき、「火葬・埋葬許可書」は不要です。火葬・埋葬許可書は、市役所で発行される許可書で、「火葬してもいいですよ」という火葬許可書と、火葬が終わった後は「埋葬してもいいですよ」という許可書です。この許可書がないと、火葬場では火葬ができませんし、お寺や墓地事務所では埋葬することができません。

どんなに小さな遺骨のかけらでも埋葬するときはこの「火葬・埋葬許可書(の、埋葬許可書の部分)」が必要になります。

残りの遺骨はどうする?

手元供養で遺骨があまるようなら、ダイヤモンドにすることをおすすめいたします。ダイヤモンドだけで手元供養するようなシンプルな方法もおすすめです。海が思い出に残っているようでしたら、海洋散骨もおすすめしたいところですが、海洋散骨だと遺骨が手元に何も残らないので、戸惑いがあるかもしれません。

遺骨ダイヤモンドの申し込み

遺骨ダイヤモンドの窓口は、日本国内に6社以上あります。どの窓口を選ぶかは、それら窓口にどれだけ魅力を感じられるか、なので私から押し付けたりはしません。私の場合は、1社だけ懇意にさせていただいている窓口があるので、おすすめは?と問われたらそこを答えることにしています。

※「ダイヤモンドの申し込み窓口リスト6社」記事へリンクを載せました。

ダイヤモンドのことでわからないことや疑問質問がありましたら、電話やメールで問い合わせするといいです。日本語が通じない窓口もあるので注意してください。高いお金を払って申し込みますので、なるべく親身になってもらえる窓口を見つけましょう。そのためには、たとえば「資料を送ってください」と最初に簡単なお願いしてみるといいです。対応が悪いようなら以降、連絡はやめましょう。

もちろん仏壇仏具店へ「ダイヤモンドにしたいのですが」と問い合わせすることも可能です。仏壇仏具店でご存知ないようでも、仏壇仏具店経由でダイヤモンドを申し込むことはできます。上記のダイヤモンド窓口のホームページを印刷してお願いしてみるといいです。

まとめ|手元供養が首都圏で増加、残りの遺骨はどうする?お墓を建てない最後の切り札

お墓を維持できないなどの理由で、首都圏でも手元供養が増えています。手元供養で残った遺骨はダイヤモンドにするといいです。仏壇・仏具店でダイヤモンドのことを知らない場合は、ダイヤモンドのホームページを印刷して申し込みをお願いすることもできます。

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