脳死後の臓器提供や検体して遺骨ダイヤモンドは可能か?
「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたいんだ」 夕飯後の片付けをしていた私がそう言うと、 夫はスポンジを握ったまま固まった。 スポンジから泡がポタポタ落ちている。緊張している証拠だ。 「えっ?それって、臓器提供とか献体はできなくなるんじゃないのか?」 夫は真剣そのもの。 お母さんの死を誰かのために役立てたい”という気持ちが 顔に書いてある。 「大丈夫だよ。臓器提供も献体もできるし、それでも遺骨は残るの」 「え、残るの?」 「残るの」 夫はスポンジを握りしめたまま、ようやく動きを取り戻した。









