「火葬前に決めなきゃいけないの?」夫へ、焦らなくて大丈夫

「今日これから火葬です」。

そう電話で言ったら、夫は慌ててしまった。「そんな急に決められることじゃないだろう!」。

私も、夫と同じ気持ちです。でも、焦って決めなくても大丈夫。

今回は、お母さんとの最後の時間をゆっくり過ごすために、火葬前にできることと、焦らないでいい理由を、あなたに伝えたいと思います。


火葬前に「やっておくべきこと」

慌てて申し込みをしなくても、事前にできることはあります。

  • 窓口に連絡する:

    「遺骨をダイヤモンドにしたいのですが…」と、正直な気持ちを伝えてみましょう。

  • 資料を取り寄せる:

    「火葬が終わったら検討します」と伝え、カタログを送ってもらいましょう。

  • 質問をする:

    「遺骨はどのくらい必要ですか?」「遺灰でも大丈夫ですか?」など、気になることを聞いておきましょう。

この段階では、住所や電話番号を教えなくても大丈夫です。電話対応が丁寧か、親身になってくれるか、じっくりと見極めてください。

火葬場で「分骨」を依頼する

「お母さんのお骨を、ダイヤモンドにしたいから少しだけ分けてもらいたい」。

そうお願いすれば、火葬場の係りの人は、快く応じてくれます。なぜなら、分骨は珍しいことではないからです。

火葬場では、遺骨を拾い集める「収骨(しゅうこつ)」という儀式があります。その際に、係りの人に分骨用の容器を渡しておけば、ダイヤモンドに必要な分だけ、遺骨を分けてもらえます。

この時、ご家族や親戚に事前に相談しておくことが大切です。お母さんを想う気持ちは、きっとみんな同じはず。正直に話せば、きっと理解してくれるでしょう。


まとめ

  • 遺骨ダイヤモンドの申し込みは、火葬後でも間に合います

  • 火葬前にできることは、窓口への相談と、遺骨を分けてもらうことです。

  • 焦って決断する必要はありません。お母さんのために、ゆっくりと、信頼できる窓口を探しましょう。

「お母さんの遺骨を、永遠の輝きに変えたい」。

この気持ちが、どうか夫に伝わってほしいと願っています。

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