結婚記念日にメモリアルダイヤモンドを作る方法
婚約やプロポーズではダイヤモンドのリングを贈ります。ふたりの永遠の愛を象徴するダイヤモンド。結婚記念日にメモリアルダイヤモンドの作り方をお伝えします。
このような疑問にお答えします。
✓ 永遠にダイヤモンドなのか?
✓ 記念日はダイヤモンドでないといけないのか?
✓ 婚約ダイヤモンドのトレンドについて?
結婚記念日宇にメモリアルダイヤモンドを作る方法
女性にとって将来を誓った彼から贈られる婚約指輪は生涯の宝です。婚約指輪にはダイヤモンド指輪がもちいられるのが一般的です。現在はダイヤモンドも合成ダイヤモンドが増えてきました。誕生石やダイヤモンド以外の宝石の場合もあります。
メモリアルダイヤモンドはどこに申し込むのか?
メモリアルダイヤモンドは、このブログで取り上げている「ダイヤモンドの窓口」「遺骨ダイヤモンド」(どちらも同じです)へ申し込みをします。申し込みできるところは、国内に数社あります。「ダイヤモンドのラボ6社」にそのホームページリンクを載せています。
遺骨ダイヤモンドよりもメモリアルダイヤモンドのほうが問い合わせが多いようですので、「結婚記念でダイヤモンドを作りたいのですが、どうすればいいですか?」と質問してみてください。窓口の方でもそれだけですぐに理解してくださると思います。
永遠にダイヤモンドなのか?
婚約指輪にダイヤモンドが選ばれることが多いのは、ダイヤモンドの持つ永遠の輝きのイメージがふたりの永遠の愛に通じるからです。
赤毛のアン(モンゴメリ作)のアン・シャーリー(作中人物)はダイヤモンド嫌いだったのだそうです。
「ずっと前、まだ一度もダイヤモンドを見たことがなかったときに、あたし、本で読んで、どんなものか想像してみて、きっと美しく、ぼうっと光る紫色の石だろうと思ったの。ある日、女の人の指輪にほんとのダイヤモンドを見たとき、あたしがっかりして泣いてしまったの」
無色透明なダイヤモンドより発色のきれいな「紫水晶」のほうが好きというのは私にもわかります(男性なので?)。大人になる前の子ども女子は、ひょっとしたらそんな風に価値観が違うのかもしれません。透明で無垢の価値がわかるようになるのはやはり、大人女子にならないとわからないのかもしれません。
- つい嘘をついてしまって、そのことに苦しんだとき
- 知らずに人を傷つけ、自分の心にいつまでも棘がのこっている
- 純粋でありつづけることがいかにむずかしいか理解したとき
透明なものを大切におもうのは、大人になった証拠なのかもしれません。
ところで、その後の赤毛のアンは、結婚15年目に夫のギルバートからダイヤのネックレスをプレゼントされます。そのときはもう「がっかりして泣いてしまう」ことはありませんでした。どうしてか?それは「赤毛のアン」を読んだことがある大人女子にはわかっていると思います。
婚約指輪もメモリアルダイヤモンドで
婚約指輪は宝石が1個入りのものが多いです。宝石には護符や魔除けとしての役割が信じられているからです。愛する人を禍いから守るという意味ですね。婚約後、婚約指輪は左手の薬指にはめます。
結婚後の婚約指輪は左手に着ける
- 結婚式当日に婚約指輪を右手に移しておきます。
- 結婚式では、結婚指輪を左手の薬指にはめます。
- そのあと、右手の婚約指輪をその上に移すようにします。
婚約指輪を用意していない場合は、結婚指輪を結婚式の際に左手の薬指にお互いはめるだけです。婚約指輪も結婚指輪とも左手の薬指に着けるのは理由があります。左手の薬指は、愛の血管によって心臓と結ばれていると信じられていたことに由来します。エジプトの習慣が、世界中の婚約指輪や結婚指輪に伝承されているのです。
婚約指輪の刻印
婚約指輪はこのような刻印がされています。
- 婚約の日
- イニシャル A to B
結婚指輪
一般的には宝石をつけないプラチナや18金(24金よりも硬いため)の指輪を結婚指輪として用います。小粒のダイヤモンドを散りばめたり彫刻の施してある結婚指輪が増えています。結婚指輪にも刻印がされています。お持ちでしたら、裏返してみてみましょう。
- 結婚の日
- イニシャル A to B と B to A
結婚指輪は夫から妻に贈られるリングと妻から夫に贈られるリングがありますので、刻印のイニシャルもA to BとB to Aになっています。
結婚式でも活躍する合成ダイヤモンド
婚約指輪に使うダイヤモンドですが、合成ダイヤモンドも使われるようになってきました。その背景には、カーボンニュートラルやSDGsがあります。カーボンニュートラルダイヤモンドは大気中の二酸化炭素から炭素を取り出してダイヤモンドにしています。SDGsは天然ダイヤモンドを採掘するよりも持続的な資源開発ができる合成ダイヤモンドに対して抵抗感が薄らいでいるようにです。
日本で販売されている合成ダイヤモンドのブランドは「シンカ」「エネイ」「プライマル」「キマイ」など、ネット検索すると出てきます。
結婚記念日をメモリアル
エタニティリングと呼ばれるリングがあります。エタニティ=永遠から付けられた名前です。このエタニティリングは、途切れることなく小粒の宝石が一周するように配置されています。意味はもちろん「永遠に変わらない愛情と感謝の気持ち」です。結婚記念日などに夫から妻に贈られます。
妻は出産・育児・家事と毎日毎日大変な日々が続きます。その日々に感謝する意味があります。たとえば、
- 出産
- 誕生日
- 結婚記念日
スイートテンダイヤモンド
結婚記念日を10年・20年と重ねていく節目で呼び名があります。スイートテンダイヤモンドは宝石商が考えた呼び名です。というのも、昔から〇〇婚という呼び名は結婚12周年からあるからです。
結婚25周年は銀婚。結婚50周年は金婚。みなさんには広く広まった呼び名ですね(同じように結婚をしないカトリックの司祭には銀祝・金祝というお祝いをすることがあります)。銀婚・金婚以外の呼び名も覚えておくとなにかと役に立ちます。
