夫の反対を振り切って──納骨までにメモリアルダイヤモンドを申し込んだ私の体験
大切な人を見送るとき、形に残るものが欲しいと思うのは自然なことかもしれません。私は、夫の反対を受けながらも、納骨までの限られた時間の中で「メモリアルダイヤモンド」の申し込みを決断しました。
葬儀が決まったら、ダイヤモンドの窓口にも早めに相談を
火葬のあと、納骨まで少し時間がある場合があります。その間に、遺骨の一部をメモリアルダイヤモンド用に取り分けることができます。
- 🔹 骨壺に残る量が少なくなっても、納骨は可能です。
- 🔹 少量の遺骨でもダイヤモンド製作が可能な場合があります。
私は、遺骨が自宅にあるうちに、静かにその準備を進めました。
ダイヤモンドの申し込みは、落ち着いて進めれば大丈夫
申し込みから完成までの流れは、思ったよりもスムーズでした。
💎 メモリアルダイヤモンド申し込みの流れ
窓口へ連絡
お問い合わせフォームまたは電話で連絡。すぐに折り返してくれる窓口は好印象でした。資料請求
名前・住所・電話番号・メールアドレスを伝えて「カタログを送ってください」と依頼。資料が届く
ダイヤモンドの種類、ジュエリーデザイン、申し込み方法などが記載されています。デザインとサイズを選ぶ
カラーやカラットによって価格が変わります。ジュエリー(リング・ペンダント)も選定。見積もり依頼 → 申込書記入 → 前払い(半額)
申込書に署名し、遺骨と一緒に送付。前金を振り込みます。製作期間(3〜6ヶ月)
進捗報告が届くこともあり、安心して待てました。完成連絡 → 残金支払い → ダイヤモンド到着
手元に届いた瞬間、言葉にならない感動がありました。
資料請求だけでもしておくと安心
申し込みを迷っている段階でも、「資料を送ってください」と伝えるだけで大丈夫です。疑問があれば、同時に質問も記入しておくとスムーズです。
たとえば:
- 「遺灰の量はどのくらい必要ですか?」
- 「2つ申し込みたいのですが」
資料を見ながら、ダイヤモンドの種類やジュエリーデザインをじっくり選ぶことができます。
炭素素材の送付|郵送キットで安心
申込書と一緒に、炭素素材(遺骨・遺髪)を密閉して送る専用キットを手配してもらえます。電話よりもメールでのやり取りが便利でした。
🔸 遺骨の必要量について
- 一般的には約60g(窓口によって異なる)
- 骨壺全体で400g〜1.5kgほど
- 墓じまいの際は、骨壺全体を送ることも可能
- 60gに満たない場合でも、遺品や思い出の品から炭素を抽出して製作できるケースもあります
窓口選びは「親身さ」が決め手
日本国内には6社以上の窓口があります。どこを選ぶかは、対応の丁寧さや信頼感が大切です。
- 資料請求で対応を見極める
- 日本語対応かどうかも確認
- 高額な申し込みだからこそ、安心できる窓口を
私は、懇意にしている1社があり、もし聞かれたらそこをおすすめしています。
👉「ダイヤモンドの窓口リスト6社」記事へのリンクも掲載しています。
まとめ|納骨までにメモリアルダイヤモンドを申し込むという選択
- 葬儀が決まったら、早めにダイヤモンドの窓口に相談
- 火葬後、納骨までの時間を活用して準備
- 少量の遺骨でも製作可能
- 資料請求から始めて、無理なく進めることができる
夫の反対を振り切っての決断でしたが、今では手元にあるダイヤモンドが、かけがえのない存在になっています。
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