基礎知識
遺骨ダイヤモンド(メモリアルダイヤモンド)は、
大切な人やペットの遺骨・遺灰・毛から抽出した炭素を使って作るダイヤモンドです。
近年、墓じまいや新しい供養の形として注目されています。
この記事では、初めての方が必ず知っておきたい基礎知識を、やさしくまとめました。
遺骨ダイヤモンドとは何か
- 遺骨や毛に含まれる炭素を取り出し、
- 高温高圧(HPHT)で人工的に結晶化させて作るダイヤモンド
- 科学的には「合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤ)」の一種
- 天然ダイヤと同じ硬さ(モース硬度10)・同じ成分(炭素100%)
ポイント
遺骨の炭素が核になっていることが、一般的な合成ダイヤとの最大の違い。
遺骨から炭素はどうやって取るのか
遺骨には微量ながら炭素が残っています。
その炭素を以下の工程で抽出します。
- 遺骨を粉末状にする
- 高温で不純物を除去
- 炭素だけを取り出す
- さらに精製してダイヤの原料にする
※毛や爪の場合は炭素量が多いため、抽出が比較的スムーズ。
遺骨ダイヤと遺骨ジュエリーの違い
よく混乱するポイントなので、まとめておきます。
遺骨ダイヤ
遺骨・遺灰・毛など本人の炭素を使ってダイヤモンドを作る。
遺骨ジュエリー
ジュエリー(金属の部分)に遺骨封入・封印をするタイプ。
この2つは本当にその人の遺骨を使いますが、遺骨ダイヤモンドは遺骨の炭素でダイヤモンドを作り、遺骨ジュエリーは遺骨のまま封入する点が決定的に違います。
※遺骨ダイヤモンドとメモリアルダイヤモンドはどちらも同じものです。
必要な遺骨量はどれくらい?
メーカーによって異なりますが、
一般的には:
- 遺骨:200g前後
- 毛:5g程度
- 爪:少量で可
※遺骨が少ない場合でも、相談すれば対応してくれるメーカーもあります。
天然ダイヤとの違い
成分
- 遺骨ダイヤ(合成):炭素100%
- 天然ダイヤ:炭素100%
硬さ
- 遺骨ダイヤ(合成):モース硬度10
- 天然ダイヤ:モース硬度10
生成場所
- 遺骨ダイヤ(合成):工場(高温高圧)
- 天然ダイヤ:地中(数億年)
価格
- 遺骨ダイヤ(合成):サイズにより幅広い
- 天然ダイヤ:同等サイズでも4Cによりバラバラ
見た目や硬さはほぼ同じ。違うのは生まれ方だけ。
どんな色が選べるのか
遺骨ダイヤは、生成時の条件で色を調整できます。
- 無色
- ブルー
- イエロー
- グリーン
- レッド(希少)
※ブルーは人気が高く、空の色・海の色みたいで安心する(故人にピッタリ)という声が多い。
完成までの期間
一般的には6〜12ヶ月。
工程が多く、品質管理も厳しいため時間がかかります。
途中で
- 炭素抽出が完了しました
- 結晶化が始まりました
見えない場所でも工程が進んでいる安心感がある。
遺骨ダイヤを選ぶ理由
皆様が共感していただけるポイントがあるとすると、
遺骨ダイヤモンドは:
- 墓じまい後の新しい供養として
- 手元供養ができる
- ペットの思い出を形に残せる
- 家族で分けられる
- 旅行や引っ越しが多い家庭でも安心
- いつも一緒にいる感覚が得られる
注意点(リアルな部分)
- 価格は安くない
- 完成まで時間がかかる
- 遺骨の返却ができない場合がある
- なくした時のショックが大きい
- メーカー選びが重要
※選び方まとめページをご覧ください。
78hi.blogspot.com/p/blog-page_19.html
まとめ
遺骨ダイヤモンドは、
科学的にも確かな技術で作られる新しい供養の形。
大切な人やペットを身近に感じたい、形として残したいという気持ちに寄り添う選択肢です。



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