遺骨ダイヤモンド、海外ラボの秘密と安心の国内窓口

「遺骨ダイヤモンドって、海外で作るんでしょ? 日本の窓口にポチッと申し込めば、あとは夫の出番がなくても勝手にキラキラになって帰ってくるのかしら!」はい、そこでのんびりお茶を飲んでいる奥様! 半分正解で、半分は大間違いです(笑)。

海外ラボの秘密

海外ラボの秘密
海外ラボの秘密

確かにネットやメールで気軽に相談はできますが、大切な人の遺骨を預けてジュエリーにするまでの道のりは、決して「システムが勝手にやってくれる無機質な作業」ではありません。

近年、海洋散骨や樹木葬など供養の形はどんどん自由になっています。その中でも、故人の遺骨から炭素を取り出して作るメモリアルダイヤモンドは、「いつでも身近にいてくれる」と大注目。ご供養だけでなく、形見を受け継いで結婚や出産、卒業の記念にする方もいるほどです。

今回は、一見謎に包まれた「海外ラボ」の裏側と、失敗しない「国内窓口」の選び方について、どこよりも分かりやすくお届けします!

そもそも、遺骨が旅するラボってどんな場所?

ダイヤモンドを生成する最先端施設は、ただの「工場」や「製作所」ではありません。大量生産なんてとんでもない! 遺骨ダイヤモンドのラボは、お預かりした大切な遺骨を1人の「大切なゲスト」としてお迎えする、厳密な管理センターなのです。

ラボの一番の使命は、「預かったお骨を、100%間違いなくその人のダイヤモンドとしてお帰りいただくこと」。

そのため、職人さんたちは全工程を驚くほど厳密に管理しています。「今、炭素の抽出が終わりましたよ」「今、ダイヤの赤ちゃんが育ち始めましたよ」と、誠心誠意の状況報告を日本へ送ってくれる温かい場所、それがラボの真の姿なのです。

寂しさを吹き飛ばす数週間おきのラブレター

お申し込みの直後から、遺骨の「海外旅行」が始まります。手元に帰ってくるまでの数ヶ月間、大切な家族が遠い異国の地でどうしているか、残された側は寂しいし不安ですよね。

でもご安心ください。ラボからは数週間おきに、メールで現在の育成状況が届きます。

私の経験でも、この定期便が届くたびに「ああ、あっちで今キラキラに生まれ変わるために頑張ってるんだな。私もこっちで元気に頑張らなきゃ!」と、不思議と前を向く元気が湧いてきました。これぞ、科学の技術を超えた「心のグリーフケア(大切な人を亡くした心のケア)」ですね。

ダイヤの通信簿4Cと、人気のカラー

「人工的に作るダイヤって、品質はどうなの?」と、ここでまた我が家の疑り深い旦那のような声が聞こえてきそうですが、そこはご安心を!

遺骨ダイヤモンドも、天然のダイヤと全く同じ「4C」という国際基準でバッチリ評価されます。

  • カラット(Carat):重さの単位。1ctは0.2g。普段使いにはさりげない0.1ct(直径約3mm)が大人気!
  • カラー(Color):色。透明なほど高価な天然ダイヤに対し、こちらは「ファンシーオレンジ」が一番人気。余計な加工を加えず、お骨の成分(窒素)がそのまま自然に発色した「素材本来の温かみ」がある色だからです。 
  • クラリティ(Clarity):透明度。小さな内包物(傷や空洞)の少なさで評価。ラボで丁寧に結晶化させるので、非常に高い透明度を誇ります。 
  • カット(Cut):輝きを左右する職人技。最も王道で眩しく輝くのは「ラウンドブリリアントカット」。その他、四角い「プリンセスカット」なども選べます。 

最大の違いは、時間の流れ

天然ダイヤは、地球の奥深くで数万年〜数億年かけて作られます。一方、ラボで行われるHPHT法(高温高圧法)は、その地球の凄まじい環境を最新技術で再現し、たったの数ヶ月で同じ結晶を作り出します。

成分も輝きも天然と全く同じ。違うのは、流れた時間だけなのです。

【Q&A】よくあるギモンをすっきり解決!

Q.「お骨ってカルシウムでしょ?本当にダイヤになるの?」

なります! 確かに人間の骨の主成分はカルシウムですが、実は微量の炭素もしっかり残っています。

窓口の場合、最低60g(マグカップ1杯分程度)のお骨をいただければ、時間をかけて丁寧に炭素を抽出・精製し、本物のダイヤに仕立て上げます、というところもあります。「お骨が少ししかなくて足りないかも」という場合でも、通常より余分に時間をかけてじっくり育てる方法がありますので、まずは諦めずに相談してくださいね。

>★東と西で骨壺サイズが違う!?

> ちなみに、関東は遺骨を全て骨壺に収めるためサイズが大きく、関西は主要な部分だけを収めるためサイズが小さい、という地域差があります。中には「関西だから骨壺が小さくて、ダイヤにする分を分けたら納骨する分がなくなっちゃう!」と焦る方もいますが、ほんの少し残っていれば納骨は可能です。

Q.「ペットの遺骨でも作れるの?」

もちろんです!今やペットも立派な家族。ラボでも大歓迎で受け付けています。

ただし、ハムスターや小鳥、小さな猫ちゃんなどの場合、火葬後のお骨が60gに満たないケースが多々あります。そのため、生前から爪や被毛(毛)を集めておいたり、愛用していたお布団や服、お気に入りのおもちゃ(炭素が含まれるもの)を一緒にラボへ送るという工夫をしています。

Q.「私が死んだら、このダイヤはどうなるの?」

「私が夫の遺骨ダイヤを毎日着けてるけど、私が死んだらこれどうしよ?」という終活の逆転現象、よくあります(数年後、我が家でも起きそうです)。

これ、一緒に棺桶に入れて火葬してもらうことも、一緒のお墓に入ることも法律的に全く問題ありません。でも、個人的に一番おすすめなのは、「信頼できるお子さんやご家族に、形見としてお譲りすること」。もし、あなたに「これを受け継いでほしい」というお話が来たら、ぜひ快く引き受けてあげてください。故人の想いが100年先まで未来へ繋がっていく、とても素敵なリレーになりますよ。

Q.「もし、持ち歩いていて失くしちゃったら?」

いつも一緒にいたいからこそ、紛失のリスクは怖いですよね。

万が一失くしてしまったら、まずは落ち着いて探す、そして警察に遺失届を出すのが基本です。それでも見つからない場合は、申し込んだ窓口(私)にすぐ相談してください。実はラボに「炭素の余り」が保管されている場合があり、再度同じお骨からダイヤを作り直せるケースもあるんです。詳しい対処法は、別記事「遺骨ダイヤモンドを失くすかもしれない」に詳しく書いています!

失敗しない国内窓口の選び方「資料請求の塩対応チェック」

日本国内には、遺骨ダイヤモンドの相談窓口が6社以上あります。どの窓口が良いかは、あなたが「この人なら、うちのパパを預けられる!」と心から思えるかどうか、つまり相性と信頼性にかかっています。

(※具体的なリストは「ダイヤモンドの窓口リスト6社」の記事を参考にしてくださいね)

高い費用をお支払いする一生モノのお買い物ですから、日本語で丁寧に、親身に対応してくれる窓口を見つけることが何より大切です。

そこで、とっておきの裏ワザをひとつ。

気になる窓口を見つけたら、まずは挨拶代わりに「資料請求」をしてみましょう。

  • 資料がすぐに、綺麗に梱包されて届くか?
  • メールの返信が丁寧で、日本語が分かりやすいか?
  • こちらの質問に対して、親身に答えてくれるか?

この最初の段階で「なんだか連絡が遅いな」「対応がそっけないな」と感じたら、容赦なくその窓口は不合格! それ以上連絡しなくてOKです。

逆に、資料請求の後にしつこく電話やメールで営業してくるような会社も、「他社に決めました」ときっぱりお断りしましょう。(私も、お客様にしつこくストーカー営業をしないよう、めちゃくちゃ気を付けています!笑)

まとめ|夫を頼らず、まずは「資料請求」から始めよう!

遺骨ダイヤモンドは、ネットでポチッと完結するようなお手軽商品ではありません。

電話やメールでじっくり相談しながら、ダイヤの大きさ、カットの方法、台座をゴールドにするかプラチナにするかなど、あなただけの宝物をカスタマイズしていく、とてもパーソナルで温かいお買い物です。

申し込みの前にたくさん担当者と仲良くなっておくと、「実は今、こういうキャンペーンがありまして」なんてお得な情報をこっそり教えてもらえることもありますよ。

「本当にできるの?」と疑う旦那様を横目に、まずはこっそりパンフレットを取り寄せて、その美しい輝きを眺めることから始めてみませんか?

あなたが一番ホッとできる、納得のいく供養の形を見つけてくださいね。

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