親族にどう言うんだ、と夫が青ざめた日のこと
「墓じまいを考えてるんだよね」
私がそう言うと、夫は一瞬固まった。
「で、親族にはどう言うんだ?」
(はい出ました、夫の親族プレッシャースイッチ。
押した覚えはないのに勝手に入るやつ)
私だって不安だ。
でも、伝え方にはコツがある。
だから私は夫に言った。
「大丈夫。いきなり墓じまいします!って言わなければいいの」
夫はぽかんとした。
親族に伝えるときの3ステップ
①いきなり結論を言わない
これが一番大事。
人は「決まった話」を押しつけられると反発するもの。
だから最初は、
相談として軽く切り出すのがポイント。
例:
「最近、お墓が遠くて行けなくてね」
「管理が大変で、どうしたらいいか悩んでるんだ」
この段階では、
墓じまいという言葉は出さなくてOK。
②相手の気持ちを先に受け止める
親族にも親族の事情がある。
-お墓を守りたい
-伝統を大切にしたい
-亡くなった人を粗末にしたくない
こういう気持ちがあるからこそ、
反対されることもある。
だから先にこう言う。
「お母さん(お父さん)を大切に思う気持ちは、私も同じだよ」
これだけで、相手の心の扉が少し開く。
③選択肢のひとつとして遺骨ダイヤモンドを出す
いきなり本命を出すと驚かれるので、
あくまで選択肢のひとつとして紹介する。
例:
「墓じまいを考える人が増えてるみたいでね」
「遺骨をダイヤモンドにして手元に置く方法もあるんだって」
「お墓がなくても、ずっと一緒にいられるみたい」
ここで大事なのは、
押しつけないこと。
「どう思う?」
と相手に意見を求めると、話し合いがスムーズになる。
親族が納得しやすい伝え方のポイント
「寂しいからこそ、こうしたい」と伝える
墓じまいは冷たい選択ではなく、
寂しさを埋めるための選択。
例:
「お墓がなくなるのは寂しいよ。でも、ダイヤモンドなら毎日そばにいられるんだ」
この寂しいという言葉は、
相手の心にすっと届く。
費用の話は現実的な理由として
親族は意外とここを気にする。
例:
「墓じまいって30万〜300万円かかるみたいで……」
「新しいお墓を建てるより、ダイヤモンドの方が負担が少ないんだ」
感情だけでなく、
現実的な理由も添えると納得されやすい。
「みんなで分けられる」という安心感
遺骨ダイヤモンドは複数作れる。
例:
「兄弟みんなで持てるんだよ」
「お母さんを独り占めするわけじゃないよ」
この一言で、
親族の取り上げられる不安が消える。
まとめ:親族は敵ではなく同じ気持ちの仲間
親族は、
あなたと同じように故人を大切に思っている。
だからこそ、
伝え方ひとつで味方にも反対派にもなる。
大事なのは、
- いきなり結論を言わない
- 相手の気持ちを先に受け止める
- 選択肢として遺骨ダイヤモンドを紹介する
この3つだけ。
そして最後に、
夫にこう伝えてみてください。
「お母さんを大切にしたい気持ちは、みんな同じだよ。
だからこそ、みんなで話し合いたいんだ」
きっと、夫も親族も、
あなたの優しい気持ちを理解してくれるはずです。