「遺骨ダイヤモンドを夫と姉妹で」…お得に複数作るには?
「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい」。そう夫に伝えたら、今度は「どうせなら兄弟みんなで作ろうよ」と言ってくれた。
でも、そうは言っても、みんなで何個も作るとなると、お値段が心配になりますよね。
今回は、遺骨ダイヤモンドを複数作りたいと考えているあなたのために、割引以外の方法も含めて、なるべくお得に作るためのヒントをお伝えします。
「ミニダイヤペア」は小さすぎない?
ミニダイヤペアは、0.03ct(直径約2mm)の小さなダイヤモンドが2個届くサービスです。価格表の一番下に控えめに載っていることが多いのですが、実はお得な価格設定になっています。
「そんなに小さいと、ジュエリーにした時に見劣りしないかな?」と心配になるかもしれません。でも、ミニダイヤ専用のジュエリーのデザインは、小さなダイヤモンドでも可愛らしく、美しく見えるように工夫されています。
ただ、ミニダイヤをジュエリーにすると、ダイヤモンドの値段よりもジュエリー代が高く感じてしまうこともあります。そのため、「ジュエリーはつけない」という選択をする方も少なくありません。
兄弟姉妹で作る場合の割引は?
兄弟姉妹で遺骨ダイヤモンドを複数作りたいという希望は、とても多いです。
多くの場合、2個以上作ると割引が適用されます。割引率は窓口によって違うので、早めに相談してみるのがおすすめです。
兄弟それぞれが違う大きさや色のダイヤモンドを希望しても、まとめて注文すれば、合計金額から一括で割引してもらえます。ジュエリーのデザインも、一人ひとりが好きなものを選んで大丈夫です。
ジュエリーなしでも作れる?
「ダイヤモンドだけでいい」という選択もできます。
ジュエリーなしのメリット
- 合計金額が安くなる
- 出来上がったダイヤモンドを早く受け取れる
- ジュエリーを選ぶ手間がない
ジュエリーなしのデメリット
- 持ち歩きにくく、自宅にしまいっぱなしになりがち
- なくしてしまう心配がある
「ラフダイヤモンド」という選択肢
「ジュエリーのデザインを決められない」という場合は、「ラフダイヤモンド」もおすすめです。
ラフダイヤモンドは、最小限のカットと研磨しかされていない原石のようなダイヤモンドです。価格表に「表示価格から10%引き」と書いてあることもあり、比較的安く手に入れることができます。
また、形を整えるためのカットを最小限に抑えるので、同じカラットでも大きく見えるというメリットがあります。ただ、こちらもジュエリーをつけないと持ち歩きにくいので、なくさないように注意が必要です。
複数作る時の注意点
遺骨ダイヤモンドを2個以上作る場合は、いくつか注意してほしいことがあります。
- 遺骨の量は足りるか?
- 出来上がりまでの時間は長くなるか?
- リングやペンダントのデザインはどうするか?
これらの疑問は、必ず事前に窓口に確認してください。そして何より大切なのは、家族みんなで話し合うことです。
特に、お墓を作らずに遺骨ダイヤモンドだけで供養する場合は、家族全員が納得していることが大切です。
まとめ
遺骨ダイヤモンドを複数作りたい場合は、ミニダイヤやジュエリーなし、ラフダイヤモンドを選ぶことで費用を抑えることができます。
兄弟姉妹で注文する場合、割引が適用されることが多いので、早めに窓口に相談してみましょう。
複数の遺骨ダイヤモンドを作る前に、必ず家族でよく話し合うことが大切です。
これらの選択肢を参考に、家族みんなが納得できる形で、お母さんとの温かい思い出をダイヤモンドにしてみてください。
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