兄弟みんなで遺骨ダイヤモンド作ろうよと夫が言った日のこと
「お母さんの遺骨、ダイヤモンドにしたいんだ」
私がそう言うと、夫は少し考えてから言った。
「どうせなら、兄弟みんなで作ろうよ」
その言葉に胸がじんわり温かくなった。
夫なりの優しさだと分かっている。
が。
(兄弟みんなで作るって、何個よ?
そして、お値段は?)
現実的な数字が頭の中で踊り始めた。
夫は気づかずに続ける。
「みんなで一つずつ持ってたら、お母さんも喜ぶだろ」
「うんそうだね(お財布が泣くけど)」
私は深呼吸して、家族みんなが納得できる方法を考え始めた。
ミニダイヤペアは小さいけど侮れない
「ミニダイヤって小さすぎない?」と夫。
「0.03ctで2mmくらいだけどね、
専用デザインならちゃんと可愛いんだよ」
「へぇ」
「しかもお得。
ただしジュエリーにすると、
ダイヤよりジュエリー代が高く見えることもあるけどね」
夫は苦笑いした。
「それは確かにありそうだな」
兄弟で複数作ると割引がある
「兄弟で作るなら、割引があるよ」
「割引?」
夫のお得スイッチが入った。
「2個以上で割引してくれる窓口が多いの。
兄弟それぞれ違う色や大きさでも、
まとめて注文すれば合計から割引してくれるよ」
「それは助かるな」
ジュエリーなしという選択肢
「ジュエリーなしでダイヤだけにすると、もっと安くなるよ」
「ダイヤだけ?」
「うん。
メリットは安い・早い・選ぶ手間なし。
デメリットは持ち歩きにくい・なくしやすい」
夫は自分のポケットを触った。
「俺、絶対なくすな」
「知ってる」
ラフダイヤモンドというお得で大きく見える選択肢
「デザイン決められないなら、ラフダイヤもあるよ」
「ラフ?」
「原石みたいなダイヤ。
カットが最小限だから安いし、同じカラットでも大きく見えるの」
夫は目を丸くした。
「大きく見えるのはいいな」
「ただし、ジュエリーなしだと持ち歩きにくいから注意ね」
複数作るときの注意点
私は夫に指を折りながら説明した。
- 遺骨の量は足りるか
- 完成までの期間は長くなるか
- ジュエリーのデザインはどうするか
「これらは全部、窓口に確認しないとね」
夫は真剣にうなずいた。
「兄弟みんなで話し合わないとな」
家族みんなが納得できる形で
「複数作るなら、ミニダイヤ・ジュエリーなし・ラフダイヤ
いろんな方法で費用を抑えられるよ」
夫は少し笑った。
「お母さんのために、みんなで相談するのもいいな」
その言葉に、私は胸が温かくなった。



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