投稿

11月, 2023の投稿を表示しています

メモリアルダイヤモンドを待つ時間──ラボから届くメールに、心が和らいだ理由

遺骨ダイヤモンドを申し込んだ瞬間から、故人の“旅”が始まります。ダイヤモンドになって戻ってくるまでの数ヶ月──その間、ふと「今、どこにいるのかな」「ちゃんと届いているかな」と、さみしさを感じることもあります。 そんなとき、ラボから届く一通のメールが、まるで故人からのメッセージのように感じられて、「頑張ろう」と思えるのです。 💌 ラボから届くメールが、心を支えてくれる メモリアルダイヤモンドが完成するまでには、約6〜8ヶ月かかります。長いようで、あっという間のようで──その間、ラボから定期的にメールが届きます。 メールの内容は、ダイヤモンドの製作工程に沿った進捗報告。けれど、それは単なる事務連絡ではなく、「見守られている」「故人がそばにいる」ような気持ちにさせてくれる、優しい便りなのです。 🌍 ダイヤモンドラボの場所と役割 メモリアルダイヤモンドのラボは、海外にあります。スイス、アメリカ、フィンランドなどが主な拠点。私が今回お願いしたのは、フィンランドのラボでした。 ラボとは、工場ではなく研究所。大量生産ではなく、ひとつひとつ丁寧にダイヤモンドを育てる場所です。英語では「Lab-Grown Diamond」と呼ばれることから、製作拠点を「ラボ」と呼ぶようになりました。 🔬 ダイヤモンドができるまでの旅 ラボでは、遺骨から炭素を抽出し、HPHT(高温・高圧法)でダイヤモンドの結晶を育てます。素材の取り違えや混入を防ぐため、厳重な管理のもとで作業が進められます。 工程ごとに記録が残され、完成したダイヤモンドには「誰の遺骨から作られたか」を証明する書類も添えられます。 📧 届くメールの内容とタイミング ラボから届くメールは、以下のような進捗を知らせてくれます: トラッキング番号登録完了 ラボへの出発 ラボ到着 素材の分析開始 ダイヤモンド用コアの作成 結晶の育成中 結晶の完成 カッティング・研磨開始 ラボから日本へ出発 「今、どうしているかな」と思ったタイミングで届くメールは、まるで故人が「大丈夫だよ」と語りかけてくれているよう。私自身、何度もそのメールに励まされました。 🧪 各工程の意味と背景 トラッキング番号登録完了 日本国内での申込み後、ラボに識別番号が登録されます。以降、番号で管理されるため、...

夫に「遺骨ダイヤモンド」が理解されない…どうすれば?

イメージ
「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい」。そう夫に打ち明けた時、「遺骨からダイヤモンドなんて、本当にできるの?」と心配されていませんか? 大切な人を亡くしたばかりで、ただでさえ心が揺れているのに、その思いを共有してもらえないのは辛いですよね。 今回は、遺骨ダイヤモンドの仕組みや、あなたが抱えているかもしれない疑問についてお話しします。そして、夫に「この想いを形にしたい」と、もう一度話してみるためのヒントをお伝えします。 「遺骨ダイヤモンド」って、何? 遺骨ダイヤモンドは、故人の遺骨や遺品からごくわずかに残った炭素を取り出して、人工的に作られるダイヤモンドです。 最近では、 墓じまい や 海洋散骨 をされる方が増え、「手元に何も残らない」という寂しさを補うために、遺骨ダイヤモンドを選ぶ方も多くなっています。 また、亡くなった方のためだけでなく、結婚や出産といった人生の記念に、ご自身の髪の毛などから作る人も増えてきたことから、「メモリアルダイヤモンド」 や 「炭素から作るダイヤモンド」とも呼ばれるようになりました。 なぜ「ラボ」でしか作れないの? 遺骨ダイヤモンドは、ただの「工場」や「製作所」で作られるものではありません。 ダイヤモンドを作る場所を「 ラボ 」と呼ぶのは、そこが大量生産を目的とする場所ではないからです。遺骨ダイヤモンドのラボでは、故人の大切な遺骨が、間違いなくダイヤモンドになって手元に返ってくるように、ひとつひとつ丁寧に管理されています。 この、心を込めた温かい対応が、悲しみを抱えるあなたの心を癒してくれるはずです。 完成までの「旅」も大切に 申し込みをすると、遺骨は「 旅 」に出ます。ダイヤモンドになって帰ってくるまで、どこで何をしているのだろう…と、寂しさを感じるかもしれません。 でも、安心してください。 ラボからは、数週間おきに製作過程の連絡が届きます。そのメールを読むたびに、「お母さんは今、こんな風に生まれ変わろうとしているんだ」と、前向きな気持ちになれるはずです。 遺骨ダイヤモンドにも「4C」がある? 遺骨ダイヤモンドにも、天然ダイヤモンドと同じように「カラット」「カラー」「クラリティ」「カット」という国際基準の評価がつけられます。 特に注目してほしいのが「 カラー 」です。遺骨ダイヤモンドは、天然のダイヤモンドとは違い、余計な手を加えない「 ...

「遺骨ダイヤモンドなんて怪しい」。夫にそう言われたあなたへ。

亡くなったお母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい。そう夫に打ち明けた時、「海外で作るなんて、本当に大丈夫なの?」と心配されたかもしれません。 「海外のラボ」と聞くと、なんだか不安になりますよね。なぜ、わざわざ海外で作る必要があるのでしょうか? 今回は、遺骨ダイヤモンドの「 ラボ 」について、その理由を丁寧にお話ししたいと思います。 なぜ日本のラボでは作らないの? 遺骨ダイヤモンドを作っているラボは、スイスやアメリカ、フィンランドなど、世界でもごく限られた場所にしかありません。 日本にもダイヤモンドを製造する技術はありますが、遺骨ダイヤモンドのラボがないのは「 墓地埋葬法 」という法律が関係しているのではないかと言われています。遺骨を扱うことに対して、近隣住民の理解を得るのが難しいのかもしれません。 でも、安心してください。遺骨ダイヤモンドのラボは、ただの「工場」ではありません。 「 ラボ・グロウン・ダイヤモンド 」という呼び名が示すように、そこは「 心を伝えるサービス 」を行う場所なのです。 ラボは「心を伝える」場所 海外にあるラボでは、遺骨の取り違えや混入が絶対にないよう、とても厳重な管理体制が敷かれています。 それは、単なる製造工程ではありません。故人の大切な遺骨を扱う、まさに「 心を伝える 」ための作業なのです。 そして、その丁寧な仕事ぶりは、ダイヤモンドが完成するまでの間も続きます。 完成までの「待つ時間」も大切に 遺骨ダイヤモンドが手元に届くまでは、半年以上かかります。 「そんなに時間がかかるの?」と不安になるかもしれませんね。でも、この「待つ時間」こそが、あなたの心をゆっくりと癒してくれる時間になるのです。 私の時もそうでしたが、ラボからは英語の経過報告メールが届き、それを日本の窓口のスタッフが日本語に翻訳して送ってくれます。 「お母さんの遺骨が、今この段階まで進みましたよ」 そんな連絡が届くたびに、少しずつ気持ちが落ち着いていくのを感じました。遠い異国の地で、お母さんの遺骨が大切に扱われている。そう思えるだけで、大きな安心感に包まれます。 信頼できる「窓口」を見つける 遺骨ダイヤモンドの申し込み窓口は、日本国内に6社以上あります。 どこを選ぶかは、あなたがその窓口にどれだけ魅力を感じるか、です。 高額な買い物なので、「親身になってくれるか」どうかをしっか...