遺骨ダイヤモンドとはなにか?

2023年11月21日火曜日

遺骨ダイヤモンドの概要

t f B! P L

ご供養の他にも人生の記念(ご結婚・出産・入学・卒業)でお使いいただけるダイヤモンドです。メモリアルダイヤモンドは遺骨やご遺灰から微量に残った炭素を取り出し、想い出のダイヤモンドを生成して供養するサービスです。近年、墓じまいの傾向が加速していて、海洋散骨・樹木葬と同時にメモリアルダイヤモンドも人気が高まっています。

遺骨ダイヤモンドとはなにか?


ダイヤモンドを生成する場所のことをラボと呼んでいます。ラボは工場でも製作所でもありません。遺骨ダイヤモンドのラボの場合、大量生産が目的ではないです。ラボでは、せっかくいらしゃった故人の遺骨が、確実にダイヤモンドとしてお帰りいただけるように工程管理しています。誠心誠意の管理と状況の連絡をするのが役割です。ラボでのあたたい対応が悲しみをいやしてくれます。

遺骨ダイヤモンドは製作過程ごとに連絡がくる


ダイヤモンドを申し込みをした直後から遺骨の「旅」がはじまります。ダイヤモンドになって帰ってくるまで、どこでどうしているのでしょうか?さみしさと悲しみを感じる数か月です。その間にラボから数週間おきのメール連絡が入ります。その連絡で「自分もがんばらなくては」と思えてきます。

遺骨ダイヤモンドの4C

遺骨ダイヤモンドの場合も国際基準の4C評価を受けます。4Cとはカラット・カラー・クラリティ・カットのことです。カラットは重さの単位で1ctは0.2gです。カラーは無色透明のものほど希少価値が高くなりますが、メモリアルダイヤモンドは手をなるべく加えないファンシーオレンジが人気です。クラリティは透明性で、内包される小さな傷や空洞まで確認されます。ダイヤモンドをいちばん明るく見せるカットは、ラウンドブリリアントカットと言われています。その他にラディアントカット、プリンセスカットも有名です。

遺骨ダイヤモンドで必要な量は?

ダイヤモンドの生成に使う炭素の素材として必要な遺骨の量は各社で違いがあります。私が懇意にしている窓口の場合では、60g以上の遺骨をお願いしています。窓口へお申し込みされる前に、お申込される窓口での遺骨の量をよく確認しておきましょう。遺骨の量ですが地方によって違いがあります。例えば関東と関西では骨壺の大きさも違います。骨壺に入りきらなかった遺骨をダイヤモンドにするご家族もいらっしゃいます。

ダイヤモンドの持ち主が亡くなったとき

遺骨ダイヤモンドの持ち主が亡くなったときはどうすればいいのでしょうか?という質問をお申し込みされたご家族から聞くことがあります。「持っている自分も亡くなったら、このダイヤモンドの行先はどうなるのだろうか」というご心配かと思います。大丈夫です。ご一緒に火葬することも、ご一緒のお墓にはいることもできます。 私が個人的におすすめしたいのは、どなたかダイヤモンドをお譲りすることです。そしてもしも形見としてのダイヤモンドを譲りたいとお話があなたへきた場合も、必ず引き受けてあげてください。

遺骨ダイヤモンドを失くしたとき

「いつも一緒にいたい」からダイヤモンドをお申し込みされる方が多いです。持ち歩いているときに失くしてしまったらどうすればいいのでしょうか。通常の落とし物と同じように「よく探す」そして「警察に届ける」。もしも見つからなかったら、お申し込みされた窓口(私)にも相談してみてください。 窓口に相談する理由は、遺骨ダイヤモンドを失くすかもしれないで、お伝えします。

本当に遺骨からできたダイヤモンドですか?

「本当に遺骨からダイヤモンドができますか?」「遺骨にあるのはカルシュウムではないか?」「必要な遺骨の量もたくさん必要ではないですか?」と、ご質問をいただきます。遺骨60gからダイヤモンドの生成ができます(マグカップ1杯分)。時間をかけて遺骨に残る微量の炭素を丁寧に抽出しています。また、少ない素材からダイヤモンドを生成するためにも時間を余分に頂いています。遺骨ダイヤモンドに嘘はないのか?

遺骨ダイヤモンドはペットでも作られますか?

お亡くなりになった家族のための特別なサービスが遺骨ダイヤモンドです。ペットも家族同様にお弔いしたいというご希望も増えています。ラボでもペットからのダイヤモンドを受け付けしています。

ペットの場合は工夫が必要です。ペットの火葬後、遺骨や遺灰の量が足りない場合もあるためです。生前から爪や被毛などを集めておいたり、想い出の品を炭素の素材としてご用意いただくことがあります。ペットもダイヤモンドの素材になる

遺骨ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違いは?

ダイヤモンドには4Cという品質評価国際基準があります。合成ダイヤモンドでも天然ダイヤモンドと同じく4C評価を記載した証明書が発行されます。HPHT法で作られる合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ過程を人工的に施したものです。大きな違いは生成される時間です。数か月と何万年の違いがあります。合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違いは?

ダイヤモンドを申し込む前の注意点

遺骨ダイヤモンドの申し込みをする前に、疑問点はすべて解決しておくことをお薦めします。必要な炭素素材(遺骨やご遺品など)の量、ダイヤモンドのカラーはどのような色かなどです。もっとも注意してほしい点は「この窓口が信頼できるか?」という点です。連絡が取れない、返事が来ないようでしたら、他の窓口にしたほうがいいです。日本語で質問や相談ができることも大切です。

窓口が本当に信頼できるか。申し込みをする前に信頼できる窓口かどうかを見分ける良い方法があります。資料請求してみてください。すぐに資料を送ってもらえるか、連絡が取りやすいか、日本語でていねいに対応してくれるか、よりそってくれているか、などがわかると思います。資料請求した後にしつこく連絡がくるかもしれません。その場合は「気に入りません」「他社にしました」とお断りしましょう。私もしつこく連絡しないように注意しています。

まとめ|遺骨ダイヤモンドとはなにか?

申し込みは、ネットとメールだけで簡単に済むわけではありません。

ダイヤモンドの窓口リスト6社へリンクを載せました。

電話かメールで資料を依頼したあとダイヤモンドとジュエリーを選定して申し込みます。ジュエリー選定には、ダイヤモンドの大きさやカットの方法、それにゴールドにするかプラチナにするかなどを選んでいきます。ご希望が決定たら、見積もりを取り寄せましょう。

申し込みの前に、たくさん相談しておくと、キャンペーンやお得な買い方などを内緒で教えてもらえることもあります。申し込み書には費用とできあがるダイヤモンドのことが書いてあります。遺骨の届け方も相談にのってもらえます。日本語で対応してもらえると安心です。

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