「遺骨ダイヤモンドなんて怪しい」。夫にそう言われたあなたへ。

亡くなったお母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい。そう夫に打ち明けた時、「海外で作るなんて、本当に大丈夫なの?」と心配されたかもしれません。

「海外のラボ」と聞くと、なんだか不安になりますよね。なぜ、わざわざ海外で作る必要があるのでしょうか?

今回は、遺骨ダイヤモンドの「ラボ」について、その理由を丁寧にお話ししたいと思います。


なぜ日本のラボでは作らないの?

遺骨ダイヤモンドを作っているラボは、スイスやアメリカ、フィンランドなど、世界でもごく限られた場所にしかありません。

日本にもダイヤモンドを製造する技術はありますが、遺骨ダイヤモンドのラボがないのは「墓地埋葬法」という法律が関係しているのではないかと言われています。遺骨を扱うことに対して、近隣住民の理解を得るのが難しいのかもしれません。

でも、安心してください。遺骨ダイヤモンドのラボは、ただの「工場」ではありません。

ラボ・グロウン・ダイヤモンド」という呼び名が示すように、そこは「心を伝えるサービス」を行う場所なのです。

ラボは「心を伝える」場所

海外にあるラボでは、遺骨の取り違えや混入が絶対にないよう、とても厳重な管理体制が敷かれています。

それは、単なる製造工程ではありません。故人の大切な遺骨を扱う、まさに「心を伝える」ための作業なのです。

そして、その丁寧な仕事ぶりは、ダイヤモンドが完成するまでの間も続きます。

完成までの「待つ時間」も大切に

遺骨ダイヤモンドが手元に届くまでは、半年以上かかります。

「そんなに時間がかかるの?」と不安になるかもしれませんね。でも、この「待つ時間」こそが、あなたの心をゆっくりと癒してくれる時間になるのです。

私の時もそうでしたが、ラボからは英語の経過報告メールが届き、それを日本の窓口のスタッフが日本語に翻訳して送ってくれます。

「お母さんの遺骨が、今この段階まで進みましたよ」

そんな連絡が届くたびに、少しずつ気持ちが落ち着いていくのを感じました。遠い異国の地で、お母さんの遺骨が大切に扱われている。そう思えるだけで、大きな安心感に包まれます。

信頼できる「窓口」を見つける

遺骨ダイヤモンドの申し込み窓口は、日本国内に6社以上あります。

どこを選ぶかは、あなたがその窓口にどれだけ魅力を感じるか、です。

高額な買い物なので、「親身になってくれるか」どうかをしっかり見極めてください。まずは、気軽に「資料を送ってください」とお願いしてみるのがおすすめです。もし対応が悪ければ、他の窓口を探してみましょう。

日本語で親切丁寧に対応してくれる、信頼できる窓口を見つけることが、遺骨ダイヤモンドを成功させる一番の鍵になります。


まとめ

  • 遺骨ダイヤモンドのラボは、遺骨の取り扱いに関する法律的な理由もあり、海外にしかありません

  • 海外のラボは、厳重な管理体制で故人の遺骨を丁寧に扱っています

  • ダイヤモンドが完成するまでの半年以上かかる時間が、あなたの心を癒してくれます。

  • 大切なのは、親身に寄り添ってくれる日本の窓口を見つけることです。

コメント