遺骨ダイヤモンドなんて怪しいと、夫に反対されたあなたへ
お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい。そう夫に打ち明けた時、あなたはどんな言葉を返されましたか?そんなの怪しい法外な値段なんじゃないか?本当に本物のダイヤモンドになるの?大切な人を亡くしたばかりで、ただでさえ心細いのに、信頼する夫に理解してもらえないのはとても辛いですよね。でも、安心してください。遺骨ダイヤモンドは決して怪しいものではありません。今回は、寄せられたたくさんの質問をもとに、その仕組みや値段について、ひとつずつ丁寧に解説していきます。この記事を、あなたと夫がもう一度向き合うためのきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
遺骨ダイヤモンドは本物ですか?
結論から言うと、はい、本物のダイヤモンドです。
遺骨ダイヤモンドは、遺骨に含まれるごくわずかな炭素から作られます。
人工的に作られる合成ダイヤモンドではありますが、その成分も、硬さも、輝きも、天然ダイヤモンドと全く同じです。
専門の鑑定士でも、見た目だけで天然か合成かを見分けることはできません。
ではなぜ、遺骨からダイヤモンドが作れるのでしょうか?
遺骨に炭素は残っているの?
遺骨ってカルシウムじゃないの?そう思う方もいるでしょう。
その通り、遺骨の主成分はカルシウムです。
火葬の際に、体のほとんどの炭素は二酸化炭素として大気中に消えてしまいます。
しかし、わずか1%の炭素が、それでも遺骨の中に残ってくれるのです。
その貴重な炭素を丁寧に抽出し、天然のダイヤモンドが地中で生まれるのと同じ高温・高圧という環境を人工的に作り出して、ダイヤモンドへと成長させていきます。
遺骨が足りない納骨してしまったという方もご安心を。
思い出の品(眼鏡、日記、服など)や、ご家族の髪の毛などから炭素を抽出することも可能です。
すでに納骨してしまった遺骨も、管理事務所に相談すれば返却してもらえる場合があります。
遺骨ダイヤモンドの値段は?
遺骨ダイヤモンドの値段は、ダイヤモンドそのものの価格と、それを身につけるためのジュエリーの価格で決まります。
最安値は264,000円から。
これは小さなダイヤモンドを2つ作るミニダイヤペアの料金です。
人気の0.10ct(直径3.0mm)のダイヤモンドを指輪に加工すると約45万円が目安です。
最も高額なダイヤモンドとジュエリーを合わせると、約340万円になることもあります。
値段はサイズや色によって大きく変わります。まずは、気になっているブランドの窓口に見積もりをお願いしてみましょう。
製作期間はどれくらい?
製作には3ヶ月〜6ヶ月ほどかかります。
現在は世界情勢の影響もあり、半年以上かかるケースもあるようです。
長いと感じるかもしれませんね。
でも、この待つ時間が、あなたの心を少しずつ癒してくれるはずです。
お母さんの遺骨は今、海外のラボにあります。
でも、遠い場所でダイヤモンドへと生まれ変わっているんだと思えば、寂しさも少し和らぐのではないでしょうか。
完成したダイヤモンドはどんな風に届く?
出来上がったダイヤモンドは、専用の化粧箱に入って届きます。
そして、宝石としての価値を証明する鑑定書も発行されます。
この鑑定書には、ダイヤモンドの4C(カラット、カラー、カット、クラリティ)だけでなく、誰の炭素から作られたダイヤモンドかという証明も記載されています。
世界に一つだけの、あなたとお母さんをつなぐ特別なダイヤモンド。
もしもジュエリーにはしないという選択をしても、化粧箱に入れたまま大切に飾っておくことができます。
怪しくなんかない。これは愛の結晶
愛する人を失った悲しみや寂しさを、あなたの心にずっと留めておきたい。
それは、人間として当たり前の感情です。
そして、その気持ちを形にしようと、遺骨ダイヤモンドという新しい供養のカタチが生まれました。
これは決して怪しいものではなく、科学の力と、亡き人への深い愛が作り出す愛の結晶なのです。
もし夫がまだ反対しているならこの記事を一緒に読んでみませんか?
そして、もう一度ゆっくりと、お互いの気持ちを話し合ってみてください。
あなたの優しい想いが、きっと夫にも伝わるはずです。