「遺骨ダイヤモンドなんて…」。そう言う夫に見てほしい、人生と向き合う映画

「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい」。そう夫に伝えたら、「どうしてそこまでするんだ?」と、いまだに理解してくれない。

そんな夫に、言葉だけでは伝えきれない私の気持ちを分かってほしい。そう思って、今回は「遺骨ダイヤモンドがあるといいのに」と感じた映画をいくつかご紹介します。

死や病気、そして人生の選択と向き合う人々の姿を見て、きっと何かを感じ取ってくれるはずです。


「ネコのお葬式」

この映画は、元恋人同士が、愛猫の死をきっかけに再会する物語です。

「大切な家族」であるクルムを失った悲しみ、そして、そのお葬式を通して過去の想い出を辿る二人の姿は、胸を締め付けられます。

もし、クルムの遺骨がダイヤモンドになっていれば、二人はバラバラになっても、クルムとの「永遠の絆」を感じられたのではないでしょうか。

ペットも家族の一員。もし、あなたと夫の間に大切なペットがいるなら、この映画を見て、遺骨ダイヤモンドという選択肢について話し合ってみるのも良いかもしれません。

「葬式の名人」

斎場が混み合っていて通夜ができないため、母校で通夜をすることになった同級生たち。棺の中の吉田君を囲んで、彼らは本音を語り合います。

遺骨は、死んだ人の一部であり、私たちに「死」という現実を突きつけます。

でも、遺骨ダイヤモンドは、故人の存在を「美しく輝くもの」に変えてくれます。

もし、吉田君の遺骨がダイヤモンドになっていたら、同級生たちは、もっと気軽に彼のことを想い、語り合えたのではないでしょうか。


「老後の資金がありません!」

この映画は、老後のお金の不安を抱える主婦の奮闘を描いた物語です。

「老後2,000万円問題」が話題になったように、お金の心配は尽きません。

お墓を建てるにも、多額の費用がかかります。でも、遺骨ダイヤモンドは、お墓よりもずっと安く、しかも手元で供養できます。

もし、夫が「お金が…」と心配しているなら、この映画を見て、遺骨ダイヤモンドが「賢い選択」であることも伝えてみましょう。


「PLAN 75」

超高齢化社会に対応するために、75歳以上の人々が自ら生死を選択できる制度<プラン75>が施行された社会を描いた映画です。

この映画は、「生きること」の意味を問いかけてきます。

もし、故人の遺骨がダイヤモンドになって、家族がそれを身につけていれば、故人は「忘れ去られる」ことはないでしょう。

遺骨ダイヤモンドは、故人がこの世に生きた証を、永遠に残してくれるのです。


まとめ

これらの映画は、遺骨ダイヤモンドを直接扱っているわけではありません。

でも、死や人生、そして家族との絆について考えるきっかけを与えてくれます。

「ネコのお葬式」でペットへの想いを、「葬式の名人」で故人との向き合い方を、「老後の資金がありません!」で将来への不安を、「PLAN 75」で人生の尊さを、夫と一緒に感じてみてください。

そして、その上で「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい」という私の気持ちを、改めて伝えてみようと思います。

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