「お骨がないのに墓じまい?」夫へ。遠い親戚の、身近な問題
「ひいおじいちゃんのお墓を墓じまいすることになった」。
従兄からの突然の電話に、夫も私も驚きました。地方の小さな町でも、こんな身近な問題が起きるなんて。
夫は、「お骨が入ってないのに、墓じまいする意味があるのか?」「費用は誰が払うんだ?」と、心配そうに尋ねました。
今回は、そんな夫の疑問に答えるべく、「お骨が入っていないお墓の墓じまい」について、お話ししたいと思います。
「お骨がない」墓じまいの費用と手続き
お骨がないお墓の墓じまいは、実は、お骨がある場合よりも、費用も手続きもシンプルになります。
費用:
お墓の撤去費用と、お寺への供養のお布施代が主な費用です。
お墓の大きさや場所によって変わりますが、合計で20万円から50万円程度が目安になります。
お骨を新しい場所に移す費用や、新しいお墓の費用はかからないので、その分、費用を抑えられます。
手続き:
お骨がないので、「改葬許可証」という役所への手続きが不要になります。
お墓の撤去と、お寺への供養をお願いすれば、墓じまいが完了します。
「誰が費用を負担するの?」
夫が一番気にしていた費用負担。
一般的には、お墓を継承する人が費用を負担することになっています。
しかし、お墓じまいは、家族や親戚にとって大きな問題です。後々のトラブルを避けるためにも、事前に話し合って、みんなで少しずつ負担するのがおすすめです。
最後に
「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたい」という私の気持ちを、夫はまだ理解してくれないかもしれません。
でも、今回の件で、お墓や供養について、真剣に考えるきっかけができたように思います。
「お墓がなくても、遺骨をダイヤモンドにすれば、お母さんはいつも私たちのそばにいる」。
お母さんとの「新しい暮らし」を始めるために、これからも夫と一緒に、じっくりと話し合っていきたいです。
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